012.君の膵臓をたべたい
久しぶりのブログ。
人に薦められて読んだ一冊
「君の膵臓をたべたい」というタイトルのインパクトに最初は少し引いたんだけど、読み終えてから改めて君の膵臓をたべたいに込められた意味を知ると胸が締め付けられるね。恋愛小説と括れる小説じゃなくて人の付き合いや人の温かさを感じれる小説だったな。
内容は高校2年生のクラスの目立たない男の子が同じクラスで目立つ女の子の病気の事を知ってしまい、その女の子は身内以外に唯一病気の事を知る人として心の内を明るく話して、乗る気でない彼を巻き込んで物語は進んでいく。
スクールカーストの違う2人ってのもおもしろいなって思った、会話がおもしろいと思うし、周りの反応とかも関係性をあまりよく思わないことが書かれてあって、正直自分の高校時代の恋愛とちょっと似ているなって思い出した。
クラスで目立たない男の子は俺と何となく似ていて、自分の高校生活も彼と同じく友達いなくて孤立して読書が好きな高校生だった、そんな自分がまぁまぁ目立つタイプの方の女の子と仲良くなることができて相手から告白されたけど、その人には彼氏がいてキープされていただけだったなー、本命がきたらあっさり一方的にフラれて終わらされた。
付き合ってくれなかった理由はカーストの違う俺と一緒にいるのが嫌だったみたい、これは未だにショックだったりする。
現実は小説のように美しくはないけど、 そんな高校生の時の楽しかったことや嫌だった事とかを思い出しながら読んでいたな。